スクーターを運転中、突然「バリバリ」「ボボボボ」と大きな音がしたり、加速が悪くなったりしたことはありませんか?それはマフラー(排気管)の破損、あるいは排気漏れが原因かもしれません。

田舎はん

マフラーが壊れたまま走行すると、マジでうるさい!

激しい爆音による迷惑(整備不良・消音器不備として締まり締まりの対象になる可能性もあります)だけでなく、排気ガスの熱によるカウルの溶損や、最悪の場合は車両の火災につながる恐れがあり大変危険です。

正直いって、交換できれば良いのです。しかし、スグに交換するのも難しいのでここでは、「一時的な応急手当」について紹介します。

応急処置の前に必ず確認すること

マフラーの傷めた個所を把握します。把握する為に、マフラーなどを触るので、マフラーが冷めるのを待って作業してください。

エンジンを切り、マフラーが完全に冷めるまで待つ

走行直後のマフラーは数百℃に達しています。

触ると確実に大火傷を負います。必ず手で触れるくらい冷めていることを確認してください。

破損箇所を特定する

マフラーのどこが壊れているかを確認します。

応急手当ができるのは「小さな穴」「ひび割れ」「接合部の緩み」程度です。マフラーが真っ二つに折れている、または錆びて全体がボロボロになっている場合は応急手当では対応できません(レッカー車を呼んでください)。

状況別の応急処置方法

ケースは2パターンです。

  1. 小さな穴やひび割れがある場合
  2. エキゾーストパイプ(根元)のネジが緩んでいる場合
田舎はん

②の経験はありません!紹介する方法以外にも応急手当の方法はありますが、あくまで応急手当です。

① 小さな穴やひび割れがある場合

一番手軽なのは「耐熱補修テープ」または「耐熱パテ」を使用する方法です。これらはホームセンターやカー用品店、バイクショップで入手できます。

用意するもの

  • パーツクリーナー(または脱脂できるもの)
  • ウエス(布)
  • 耐熱マフラー補修テープ、または耐熱パテ(耐熱温度が600℃以上のもの)
  • (必要に応じて)固定用の針金

商品紹介

手順

  1. 補修する部分の周りの泥や錆、油分をパーツクリーナーとウエスできれいに拭き取ります(油分が残っているとテープやパテが剥がれます)。
  2. 穴やひび割れを塞ぐように、耐熱補修テープを隙間なく巻き付けるか、耐熱パテをしっかりと塗り込みます。
  3. テープの場合は、排気圧で剥がれないように、上から針金を巻き付けて固定すると強度が上がります。
  4. パテやテープの硬化時間を待ちます(製品の取扱説明書に従ってください。熱をかけることで硬化するタイプもあります)。

② エキゾーストパイプ(根元)のネジが緩んでいる場合

エンジンとマフラーの接続部(エキパイ)から「シュシュシュ」「パパパ」と音が漏れている場合、振動でネジ(ナット)が緩んでいるだけのことがあります。

用意するもの

  • 適合するレンチやスパナ

手順

  1. 根元にある2箇所のナットが緩んでいないか確認します。
  2. 左右均等に少しずつ締め付けていきます。
    (片方だけ一気に締めると歪んで排気漏れが直りません)。

注意事項:あまりに強く締めすぎると、エンジン側のボルト(スタッドボルト)がポッキリ折れてしまい、修理不能(エンジン分解が必要)になるため、手応えを感じる程度でストップしてください。

出先で道具が何もない場合の超応急処置(自己責任)

山奥などで工具も店もない場合の、文字通りの「緊急脱出用」の手法です。

アルミ缶と針金(または結束バンドの金属製のもの)
空き缶(アルミ缶)をハサミなどで四角く切り開き、マフラーの穴が開いた部分に巻き付けます。その上から針金でガチガチに縛り付けて固定します。
※アルミの融点は約660℃ですが、エキパイの根元付近だと溶ける可能性があります。また、排気圧で簡単に吹き飛ぶことがあるため、あくまで「次の街、または安全な場所まで数キロだけ走る」ための最終手段です。

【重要】応急処置はあくまで「一時しのぎ」

これらの手当は、あくまで「最寄りのバイクショップや自宅まで自走する」ためのものです。
応急手当をしたからといって、そのまま何日も通勤・通学やツーリングを続けることは絶対にやめてください。

  • 排気圧と熱により、応急補修はすぐに剥がれます。
  • 排気効率が変わり、エンジンに負担がかかって別の故障の原因になります。
  • 周囲への騒音迷惑が再発する可能性があります。

安全な場所まで移動できたら、速やかにバイクショップへ連絡し、マフラーの交換または溶接修理を依頼してください。安全第一のライディングを心がけてください。

まとめ

住んでいるのが田舎だったので、マフラーが壊れて煩くても近所の人が苦情をいってくることはありませんでした。

田舎はん

家の横には田んぼがあるド田舎なんです。

しかし、都会では近所迷惑になるのは必死です。

小さな穴程度だったので、溶接でカバーしましたが悪魔で応急手当!

思ったほど消音効果はなかったです。下手な応急手当をするよりも何もしない方が良いのかもしれません。

しかし、警察に捕まれば「整備不良」となります。

違反点数2点
反則金二輪車: 7,000円
原 付: 6,000円

応急処置は、あくまで修理するまでの一時的ことです。なので、応急手当をしたからといって、長期間放置するのはダメです。

早めにマフラーの交換など、キチンと整備することをおススメします。

初心者でも大丈夫?原付スクーターのマフラー交換に挑戦。不安ならプロにお任せ! この記事は、125cc以下のバイクに乗る読者様を対象に書いています。 はじめに この記事は、使用中のジョグに付いているマフラーの...