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【雑草対策】草刈りについて!高刈りレビューまとめ記事

暖かい季節になると、元気になる雑草の対策で手間がかかります。以前は、草刈り機を使用して出来るだけ地面の近くから草を刈っていました。その理由は、同じ草を刈るのであれば出来るだけ雑草の根元から刈ってやろうという心理からです。

田舎はん

刈るのなら「出来るだけ奇麗に刈ってやろう」と思います。

このように考えるのは当然の事だとは思います。

今回、試した草の刈り方は「高刈り」と言います。
この方法は雑草の成長点と言われる部分を、あえて残す刈り方です。

高刈りにもメリットとデメリットが存在します。

高刈りの方法

「高刈り」の方法は、地面から5~8cmの高さで雑草を刈ります。
(ネット情報では10~12cmという情報もあります)

その理由は成長点と言ってもワカラナイ人も居ると思うので説明します。

成長点は、雑草の茎が分かれる部分だと考えて良いでしょう。
広葉雑草は、地面から数センチの高さで分かれます。
それに対して、イネ科の雑草は地面から出た部分から複数の茎に分かれています。

結果、広葉雑草の成長点は地面から数センチの高さにあり、イネ科の雑草の成長点は地面ギリギリと考えてください。

成長点を刈ると成長速度が遅くなります。
逆に成長点を残すとそのまま成長します。

「高刈り」に良い処がないようにも思えますが、メリットとデメリットのどちらもあります。

高刈りのメリットとデメリット

高刈りによって、広葉雑草を増やしイネ科の雑草を減らすと言われています。
広葉雑草とイネ科の雑草では、成長点を残した時の成長速度はあまり変わりないという情報があります。

デメリット

雑草の成長点刈らずに残すので、広葉雑草とイネ科の雑草は元気に成長します。
結果、草刈りする回数が増加します。20日~30日程度での草刈りが必要となります。

メリット

地面よりも5~8センチ高い位置で、雑草を刈るので小石などの障害に当たる可能性が低く、チップソーの消耗を抑えられる。小石などの飛散が減ります。一度に刈る草の量が少なくなります。

デメリットの草刈りをする回数がクリアできた時に、「高刈り」の良さが生きてきます。草刈りをする回数が増えることにより、広葉雑草に太陽の光が当たります。結果、イネ科の雑草を減らすことになります。

イネ科の雑草が減れば、イネ科の雑草を好む害虫を減らすことができます。

高刈りの効果

自然の虫対策、自然の動物対策になる可能性があります。
「高刈り」を始めてスグに効果が出るとは思わないで下さい。

自然の虫対策

高刈りすることによって、広葉雑草を増やしイネ科の雑草を減らすと言われています。

イネ科の雑草を好むカメムシを減らすと言われています。

自然の動物対策

何故、高刈りが自然の動物対策と思われる人も多いでしょう。

通常の刈り方でも高刈りでも草刈りして雑草を少なくしていると、自然の動物は隠れる場所がないので他の土地に行くハズです。

動物がいたとしても、人の目に入りますので危険を回避することが出来ます。

田舎はん

通学路の横に雑草が多い土地に猪の子(うり坊)が居たので話題なりました。

下準備(草刈り機の準備)

【雑草対策】(高刈り前準備)草刈り機の購入するタイプを考えよう

【雑草対策】(高刈り前準備)草刈り機のサイズを考えよう

(高刈り)体験談:レビュー

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