洗車はメンテナンスの初歩とも基本とも言われる作業です。
本体を水洗いしてワックスしてやるのが良いのかもしれません。しかし、100均で買った除菌クリーナーを使って原付の周りを拭いてキレイにするだけで十分です。クリーナーで抜けば埃や簡単な汚れを奇麗するダケでも十分です。
「スクーターの洗車」と聞くと、スクーターを奇麗に洗うと誰でも思うのは当たり前です。
洗車する時には、スクーター全体を見ます。その今回の見た目を記憶しておくのが重要です。前回、洗車した時に無かった「本体のキズ」を見つけたのであれば、前回洗車した時~今回までの間に「本体のキズ」を付けたことになります。何故、キズが付いたのだろうと考える必要があります。運転でキズが付いたのであれば、気を付ける事が解って良いです。
洗車中に気づくかもしれませんが、「オイル漏れ」「タイヤの状態」は洗車後に確認する事をおススメします。出来ればライトなども確認した方が良いです。
不具合が見つかった場合は、自分でも専門の人でも良いです。早く修理するに越したことはありません。
洗車する事で前回との違いに気づき、早く異常に気づくことが出来ます。メンテナンスでは異常に気づくことがの第一歩だと考えてください。
も く じ
シートを奇麗にする
「シートが破れている場合」と「シートが破れていない場合」です。
シートが破れていない場合
はじめに言っておきますが、シートって結構汚れています。
専用のシートクリーナーを使うのがおススメです。作業は、シートに泡状のクリーナーを吹きかけ数分後に拭き取れば終わりです。
メラニンスポンジを使用する方法も聞きました。メラニンスポンジでシートを洗えば奇麗になります。しかし、ゴシゴシ洗うのはシートを洗うのはヤメて下さい。奇麗になりますが、メラニンスポンジは細かい繊維なのでキズつけないようにして下さい。
除菌クリーナーで拭くだけでは簡単な汚れを取るだけだと聞いています。
シートが破れている場合
シートが破れ、ガムテープやビニールテープが巻かれ修正されているのをよく見ます。この様に、シートが破れているのに水で洗うのは止めた方が良いです。
理由は中のスポンジが濡れてしまう可能性があるからです。カビが生える可能性もあります。
シートが破れているなら、シートの交換や張替えを行うのがおススメだと思います。ガムテープやビニールテープで修正するよりも、専用のゴム付きカバーを利用するのもおススメだと思います。
タイヤを知ろう
タイヤは路面(地面)に接する唯一の場所です。当然、転倒すれば多くの場所が接します。
- 原付スクーターの重量を支えます。
- 路面に力を伝え、前進・更新・停止します。
- 路面からの衝撃をやわらげます。
大きな役割は上の3つです。
タイヤの汚れ
タイヤは路面(地面)に接する唯一の場所です。結果、地面にある砂やホコリも一緒に回転しています。泥道を走行するとタイヤはスゴク汚れます。
取れやすい物は簡単に取れますが、簡単に取れない汚れも多いです。
走行中、当然ブレーキを使用します。そのブレーキで摩擦で生じる金属の粉末が発生します。「ブレーキダスト」と言われます。「ブレーキダスト」は黒く、タイヤも黒いので目立ちませんが、タイヤに付着しています。
タイヤ洗いに気をつかう
タイヤを洗う方法は基本的に水洗いで十分です。
まず、フェンダー(泥除け)から洗いましょう。フェンダー(泥除け)はタイヤより高い位置にあるので後で洗うと、奇麗にしたタイヤをまた洗う事になります。
タイヤのゴムの部分を洗います。高圧洗浄機があれば使った方が効率的です。その時、溝に小石や泥などが詰まっていたら取り除きましょう。
折角なのでホイールも洗っておきましょう。ホイールクリーナーやホイール専用のブラシを使って洗うのがおススメ。ホイールに付いた油汚れや「ブレーキダスト」は水洗いでは落ちづらいです。
最後に洗い流し、洗い流した水は奇麗に拭き取りましょう。
高圧洗浄機を使えば効率的だと言いましたが、近づけすぎるとタイヤを傷めるので、近づけすぎには気を付けてください。
タイヤの劣化
タイヤには劣化を防ぐための保護剤が配合されています。頻繁にタイヤを洗いすぎると保護剤が落ちてしまうことがあります。なので、頻繁にタイヤを洗うのは避けた方が良いでしょう。
高圧洗浄機をタイヤに近づけすぎるのもタイヤを気づ付けるので止めましょう。
タイヤの洗浄は量より質だと思ってください。
本体の洗車方法
基本としては、水洗いでバイクを奇麗にしてあげるのが一番でしょう。
スクーターのフットスペースは小石や土で汚れています。
流石に小石は取りにくかった!
小石を取り除けば、水洗いで十分奇麗になりました。
メッキ部分など他の部分も水洗いダケ行いました。
樹脂パーツ
白くなった樹脂パーツを見たことがありますか?
樹脂パーツが劣化する原因
- 経年劣化
- 直射日光が当たることによる温度変化
- 雨・風など
要するに月日が経過すれば劣化するということです。
まとめ
洗車はメンテナンスの初歩とも基本とも言われる作業です。
その理由は、スクーターの洗車して奇麗にする事でスクーター全体を見るからです。そして、前回との違いに気づき異常を見つける事ができるかもしれません。洗車する回数が多く期間が短ければ短いほど、車体やタイヤの変化に気か付く可能性が上がります。
まずは変化に気づいてあげることが大切です。壊れて動かなくなる前に気づいて修理してあげる事です。エンジンの事なんて全くワカラナイ人がエンジンの修理をしても壊すダケです。(挑戦する事が悪い事だと言っているのではありません)
出来るダケ早く壊れた部分を見るけ、修理すれば良いです。メンテナンスの第一歩である洗車する事で、早く壊れた部分を見る可能性が上がります。