スクーターのデビューを考えている読者さんに、この記事をおススメします。この記事では原付一種と原付二種のスクーターに関する事を記述します。原付スクーターに興味の無い読者さまは記事を閉じて頂いて結構です。
原付一種にはAT限定はありません。小型限定普通二輪免許(AT限定)で、スーパーカブやハンターカブに乗る事は可能です。しかし、このサイトはミッション操作を行わないスクーターのみに対応したサイトとします。
記事の中にはスクーターのみではない部分もありますが、その点はご了承下さい。
この記事では、下記の5段階に分けて記述します。
僕の乗る原付YAMAHA JOGは、
2サイクルエンジンのカナリ古いタイプのスクーターです。
- スクーターのみにした理由
- スクーターのデビュー前
- スクーターに慣れるまで
- スクーターに慣れてから
- 新基準原付
期間を一年とした理由
- 日本には春夏秋冬の四季あります。
- 乗り慣れる期間です。
絶対とは言いません。
期間は勝手に決めたので、読者さんにお任せします。
も く じ
スクーターのみにした理由
ギアチェンジの必要が無いスクーターは利用するのが簡単です。
AT限定の小型限定普通二輪免許を取得していれば、原付二種のスーパーカブやハンターカブ等の回転式ギアチェンジのバイクに乗ることが可能です。
スクーターはギアチェンジ無しでアクセルのみでスピード調整できるので楽勝です。
スクーターではギアチェンジが無いので、もの足りない人にはカブ系の原付もおススメです。
僕は楽して移動したいんです。スクーターは便利だし早いのも事実です。
僕は楽したいし、スクーターに乗ってるもんネ!
スクーターに乗る前
デビュー前にする事は6つです。
- 運転免許の取得
- 制限の理解
- バイクの購入
- 維持費の理解
- 保険の加入
- 駐車場所についての理解
上の順番は読者さんにお任せします。
バイクの購入は後の方にした方が良いんじゃない!
運転免許の取得
自主返納後でも免許は取得できます。
原付一種のバイクに乗る場合は、普通自動車免許や二輪免許をあれば大丈夫です。
原付二種(50~125cc)のバイクに乗る場合、
「小型限定普通二輪免許」か、それ以上のバイクの免許保持者には可能です。
普通自動車免許以上の運転免許所持者ならば「小型限定普通二輪免許(AT限定)」を教習所で2日間で取得できるようになっているのでおススメだと思います。
残念ながら、今の僕は普通自動車免許を持ってません。
なので、2日間で免許を取得するのはムリなんです。
自主返納後でも免許取得できる
免許を自主返納した場合、免許が取得できないと思われているかもしれません。
しかし、免許の取得は可能です。(学科試験と技能試験、お金も自己負担で必要です)
「【原付情報】「自主返納後」免許を取得できます」に詳しくいるので、見てください。
原付一種免許の場合
免許を持っていない場合は取得するしかありません。
「原付一種」の免許を取得する費用は安価で、最短で1日~2日で可能です。
時間的には1日あれば可能です。
しかし、兵庫県では技術試験(研修)が民間の自動車学校で行われています。
そして、筆記試験があるので1日で取得するのは不可能と思ってください。
「【原付一種情報】「免許取得方法」原付免許の取得手順 Ver.兵庫県」を見てください。
原付二種免許の場合
「原付二種」と単純に言っていますが、正式名称は「小型限定普通二輪」と言います。
「小型限定普通二輪免許」には2種類あります。
- 「小型AT限定免許」… 125ccまでのATバイクに乗れる
- 「小型MT免許」 … 125ccまでのバイクに全部乗れる
AT限定でも、スーパーカブ等のクラッチの無いバイクはOKです。
普通自動車免許以上の運転免許所持者は二日で「小型AT限定免許」を取得可能だそうです。原付二種スクーターの運転を考えているのであれば、「小型AT限定免許」以上の免許を取得してください。
バイクの購入
原付のバイクを新車で購入しようと中古で購入しようと自由です。
新車のメリットは、バージョンが新しく誰も乗っていないのでキズも故障がない事です。
新車のデメリットは、購入金額が高くなる(コスト面)でしょう。
中古のメリットは、購入金額が安くなる(コスト面)でしょう。
中古のデメリットは、前に乗っていた人がどの様に扱ってしたのかワカラナイ事です。
中古なのでキズはあると思います。
運転に自信がなければ中古をおススメします!中古で乗る練習するのも良いと思います。僕の運転するJOGは中古なんだよ。
下記の記事を参考にしてください。
制限の理解
原付一種には速度制限(30キロ制限)と2段階右折があります。
原付二種は、「30キロ制限」と「2段階右折」から解放されるものの、原付一種・原付二種の両方、自動車専用道路と高速道路は走行できません。
原付一種と原付二種で駐車場所が異なります。原付一種バイクは駐輪場、原付二種は駐車場になります。
原付一種は速度的に「時速30キロ制限」「2段階右折」「道制限」があるです。原付二種にある「道制限」も速度的な考えです。
バイク維持費の理解
原付バイクを購入すると維持費がかかります。
維持費にかかるのは下記の4つです。
- 税金
- メンテナンス代
- オイル代
- ガソリン代
保険も必要ですが、次の「保険の加入」で見てください。
長期間、バイクに乗れば消耗品は消耗します。原付は燃費が良いけど、ガソリンは必須!オイルも何度も入れてるよ。
オイルは、モーター/エンジンで扱い方が違うんだよ!
保険の加入
保険は2種類。自賠責保険と任意保険です。
自賠責保険が絶対に加入しないとイケないので、別名「強制保形」とも言われています。
任意保険は自動車保険やバイク保険などの保険で、名前の通り任意です。
詳しくは「【原付情報】「保険」最低限必要な自賠責保険と安心を得る任意保険」を見てください。
自賠責保険は義務!任意保険は自由!
とりあえず、一度は保険を考えた方が良いと思います。
スクーターに慣れるまで
日本には四季(春夏秋冬)があります。なので、一年間は経験して欲しく思います。
しかし、期間は人によって考え方も運転する日数も異なるのでお任せします。
運転に慣れるまでは、スクーターの運転に苦労するかもしれません。特に原付一種の場合はタイヤが小さくて苦労します。しかし、慣れてしまえば便利です。
始めは不便な事間違いありません。
スクーターに慣れてから
自分のバイクが好きになる事でしょう。
何故?と思われる読者さんも多いハズです。
好きでないとバイク洗車するのが面倒になり、回数も減ると思います。
洗車する事で、オイル漏れやタイヤの空気圧など気が付くことも多いです。
気が付けば、早く修理することが出来ます。
メンテナンス
簡単に言うと、使用しているバイクの管理や点検です。
自分で修理可能であれば修理したり、壊れるまでバイクのムリさせるのではなく、早めに修理してください。
カスタマイズ
カスタマイズが不要だと思う人は必要ないのでムリに行う必要はありません。自分が使いやすい用にカスタマイズするのが一番だと思います。
新基準原付の決まる前
原付の新基準までは、原付免許しかない私にとってはどうなるのか?と不安になりました。その反面、原付免許で原付二種のバイクに乗れるのではという期待も少々あったのは事実です。
新基準原付
2023年12月21日。警察庁は、「二輪車車両区分見直しに関する有識者検討会」の報告書を公表しました。 これによると、最高出力を50ccクラスと同等まで制限した125cc以下の車両を、現行の原付に代わり「新基準原付」として運転可能になるという内容です。
2025年11月までに法改正されるそうです。
理由は2025年11月から実施される新排出ガス規制。その新排出ガス規制により50ccのバイクの生産が困難になることにより考えられたのが「新基準原付」です。これまでは排気量でサイズを分けていたものをパワーで分けると理解しています。
見分け方法
原付一種よりも原付二種の方が少し大きかったのでナンバープレートを見なくても解かりました。しかし、「新基準原付」ではナンバープレートの色を見るまでワカラナイということになります。
ナンバープレートを見るまで原付一種と原付二種の判断がつかなくなるので、原付二種のバイクが警察にスピード違反の確認で止められる可能性が上がるかもしれません。
こらから法律が変わってなんとかするでしょう。
もしかすると、バイクも前後にナンバーが付くかもよ!
不安な事
田舎で暮らす僕は大丈夫!しかし、友人の事が心配です。
原付一種は駐輪場。原付二種は駐車場に停めていました。
「新基準原付」では、本体のサイズは同じ物も増えるのでどうなるのかな?と少し考えています。駐車場にスクーターを停めるのって場所をとるのでイヤなんです。
良いかもしれない事
今入手した情報では、↓の考え方はダメかもしれません。
パワーの制御はコンピューターソフトだと思っています。「新基準原付」になった後、原付一種でパワー制御しているバイクを購入したとします。原付二種の免許をとった時、バイクの買い替えではなく、コンピューターソフトでパワーの制御を無くせば良いと考えています。
原付一種 ⇒ 原付二種に乗り換える時。ソフトでパワーの制御を無くせば良いのだから安上がりになりそう。
夢破れたかもしれません
先日、お世話になっている店に私用でいきました。そこで話したのは、原付が125ccのバイクに変わる事です。なので、パワー制御か店で出来るようになるかを確認しました。答えは「No」でした。理由は店に入るのはパワー制御されたバイク。パワー制御されていないバイクとなるようです。
2025年の新基準になってから詳しく解りそうです。