この記事は、125cc以下のスクーターに乗る読者さまを対象に記述しています。
使用しているスクーターは原付一種のYAMAHA JOGです。2サイクルエンジンのカナリ古いタイプのスクーターです。
- 原付の基準
- 免許の取得方法
- 原付のコスト
- 交通ルール
- 交通手段の確保(免許のなし/ある)
期間を一年とした理由
- 日本には春夏秋冬の四季あります。
- 乗り慣れる期間です。
絶対とは言いません。
期間は勝手に決めたので、読者さんにお任せします。
も く じ
原付の基準
2025年4月1日から新基準が導入されることが正式に決定しました!
新基準が出来た理由は「排ガス規制」が主な理由。50ccでは基準を満たすのが難しく、125ccでは可能なので新基準ができました。
世界的に見ると50ccのバイクが活躍するのは日本だけです!各メーカーが原付が開発されなくなってきた理由も解ります。
新基準原付
2023年12月21日。警察庁は、「二輪車車両区分見直しに関する有識者検討会」の報告書を公表しました。 最高出力を50ccクラスと同等まで制限した125cc以下の車両を、現行の原付に代わり「新基準原付」として運転可能になるという内容です。
2025年11月までに法改正されるそうです。
理由は2025年11月から実施される新排出ガス規制。その新排出ガス規制により50ccのバイクの生産が困難になることにより考えられたのが「新基準原付」です。これまでは排気量でサイズを分けていたものをパワーで分けると理解しています。
排気量 | 125cc以下 |
最高出力 | 4kW(5.4ps) |
2025年4月1日から新基準が導入されることが正式に決定しました!

運転免許の確保!
運転免許についての状況は様々!
- 初めて免許を取得する人
- 免許の取消後に免許を取得する人
- 免許の自主返納後に免許を取得する人
- 免許の取得しない人
簡単に考えて4パターンあります。
このサイト原付スクーターについて書いていますが、コストなど関係ある事を書いてあるので読んで下さい!
自主返納前に考える
自動車運転に不安になった時に考えるのが、自主返納です。しかし、返納後の交通手段も考えるのが大事です。交通手段が多い都会では大丈夫かもしれませんが、交通手段の少ない田舎では自分で交通手段を確保するしかありません。
「運転免許を自主返納する前に考えよう!自分の交通手段」に詳しく書いているので、見てください。

自主返納後でも免許取得可能
免許を自主返納した場合、免許が取得できないと思われているかもしれません。
しかし、免許の取得は可能です。(学科試験と技能試験、お金も自己負担です)
「【原付スクーター】「自主返納後」免許を取得できます」を見てください。

運転免許の取得
原付一種のバイクに乗る場合は、普通自動車免許や二輪免許をあれば大丈夫です。原付二種(50~125cc)のバイクに乗る場合には、「小型限定普通二輪免許」以上のバイクの免許が必要です。
普通自動車免許以上の運転免許所持者ならば「小型限定普通二輪免許(AT限定)」を教習所で2日間で取得できるようになっているのでおススメだと思います。
残念ながら、今の僕は普通自動車免許を持ってません。
なので、2日間で免許を取得するのはムリなんです。
原付一種免許の場合
免許を持っていない場合は取得するしかありません。
「原付一種」の免許を取得する費用は安価で、最短で1日~2日で可能です。
時間的には1日あれば可能です。
しかし、兵庫県では技術試験(研修)が民間の自動車学校で行われています。
そして、筆記試験があるので1日で取得するのは不可能と思ってください。
「原付免許の取得手順 Ver.兵庫県」を見てください。

原付二種免許の場合
「原付二種」と単純に言っていますが、正式名称は「小型限定普通二輪」と言います。
「小型限定普通二輪免許」には2種類あります。
免許種類 | 原付種類 | MT | AT |
---|---|---|---|
小型AT限定免許 | 原付一種 | 運転可能 | 運転可能 |
原付二種 | 運転不可 | 運転可能 | |
小型MT免許 | 原付一種 | 運転可能 | 運転可能 |
原付二種 | 運転可能 | 運転可能 |
スーパーカブ等のクラッチの無いバイクはAT限定で乗ることが可能です。
普通自動車免許以上の運転免許所持者は二日で「小型AT限定免許」を取得可能だそうです。原付二種スクーターの運転を考えているのであれば、「小型AT限定免許」以上の免許を取得してください。
原付スクーターのコスト
原付のバイクを新車で購入しようと中古車のバイクを購入しようと自由です。
メリット | 誰も使用していない |
キズがない | |
デメリット | 購入価格が高価になる |
メリット | 購入価格が安価になる |
デメリット | 前利用者の扱いが不明なこと |
キズがある | |
キズを付けても自分のダメージが少ない |
購入価格の比較は、新車と中古車の購入価格を比較しています。しかし、中古車でもプレミアなどの現象で価格が逆転する場合もあります。
運転に自信がなければ中古をおススメです!
中古車でプレミアが付いて高額になる時もあります。
バイク維持費の理解
原付バイクを購入すると維持費がかかります。
維持費にかかるのは下記の4つです。
- 税金
- メンテナンス代
- オイル代
- ガソリン代(燃料代)
保険も必要ですが、次の「保険の加入」で見てください。

長期間、バイクに乗れば消耗品は消耗します。原付は燃費が良いけど、ガソリンは必須!オイルも何度も入れてるよ。
オイルは、モーター/エンジンで扱い方が違うんだよ!
保険の加入
保険は2種類。自賠責保険と任意保険です。
自賠責保険が絶対に加入しないとイケないので、別名「強制保形」とも言われています。
任意保険は自動車保険やバイク保険などの保険で、名前の通り任意です。
詳しくは「【原付情報】「保険」最低限必要な自賠責保険と安心を得る任意保険」を見てください。

自賠責保険は義務!任意保険は自由!
とりあえず、一度は保険を考えた方が良いと思います。
交通ルール
原付一種のスクーター・原付二種のスクーターに乗る事を考えているなら、原付一種と原付二種で交通ルールを知っておくことをおススメします。
原付一種と原付二種で交通ルール(最高速度・二段階右折・二人乗り 等)が異なります。

制限の理解
原付一種には最高速度30キロ。原付二種には最高速度60キロ。共に速度制限があります。しかし、一般道を走行する分には原付二種は周りに合わせて乗る事が可能なので、あまり速度制限を気にしなくて良いです。
原付一種には2段階右折がありますが、原付二種には2段階右折の必要がありません。原付一種・原付二種の両方、自動車専用道路と高速道路は走行できません。
原付二種に乗り換える理由として、「30キロ制限」と「2段階右折」から解放されるからです。
原付一種と原付二種で駐車場所が異なります。
原付種類 | 駐車する場所 |
---|---|
原付一種 | 駐輪場 |
原付二種 | 駐車場 |
「時速30キロ制限」「2段階右折」が嫌で、原付二種に乗り換える人は多いです。乗り換える場合は、停める場所をキチンと考えて下さい。
新基準原付の決まる前
原付の新基準までは、原付免許しかない私にとってはどうなるのか?と不安になりました。その反面、原付免許で原付二種のバイクに乗れるのではという期待も少々あったのは事実です。

すり抜けは違法?
車の横をすり抜けていく行為のことです。自動車を運転している人にとっては、腹が立つ行動です。そして違反では?と思った人も多いです。
「すり抜け」行為はグレーゾーンなのです。
詳細を知りたい人は下の記事を見てください。

交通手段の確保!
このサイトでは、原付スクーターを本題としています。結果、運転免許のある読者さまには、原付スクーターをおススメします。運転免許のない読者さまには「自転車・特定小型原付など」をおススメします。
速度などで違いはありますが、私なら考えると思う商品を紹介します。
運転免許のない時
運転免許の返納した後に、返納したことを後悔する人も多いです。その理由は移動手段がないからです。基本的にインフラが整った地域は大丈夫ですが、インフラが整っていない地域では自力で手段の確保が必要となるからです。

運転免許のある時
原付のバイクを新車で購入しようと中古で購入しようと自由です。
新車のメリットは、バージョンが新しく誰も乗っていないのでキズも故障がない事です。
新車のデメリットは、購入金額が高くなる(コスト面)でしょう。
中古のメリットは、購入金額が安くなる(コスト面)でしょう。
中古のデメリットは、前に乗っていた人がどの様に扱ってしたのかワカラナイ事です。
中古なのでキズはあると思います。
運転に自信がなければ中古をおススメします!中古で乗る練習するのも良いと思います。僕の運転するJOGは中古なんだよ。