この記事は、二段階右折に関して書いています。
原付一種を利用していると「交通ルール」で二段階右折する決まりがあります。
- 原付一種のバイクに乗っている人。
- 原付一種のバイクに乗る可能性がある人。
- 「二段階右折」に興味がある人。
- 「二段階右折」を詳しく知りたい人。
対象になる人は記事を読んで下さい。
「二段階右折」にという言葉は知っているが、二段階右折の方法を知らない人が大勢います。この記事では、二段階右折の手順を紹介します。
二段階右折に対する標識と車線について
二段階右折 | 標識① | 標識② | 車線数 |
必要なし | ない | ない | 1車線 |
必要なし | ない | ない | 2車線 |
必要あり | ない | ない | 3車線以上 |
必要あり | ある | ない | 1車線 |
必要あり | ある | ない | 2車線 |
必要あり | ある | ない | 3車線以上 |
必要なし | ない | ある | 1車線 |
必要なし | ない | ある | 2車線 |
必要なし | ない | ある | 3車線以上 |
標識②は、二段階右折禁止の標識です。
標識がある交差点では、標識に従い右折しましょう!
標識のない交差点では、走行している道の車線によって右折方法を決めてください。
片道三車線以上の道で二段階右折禁止の標識が無いことが対象です
- 道で最もは左側の車線を走行する
- 右ウィンカーを点灯する
- 交差点を直進し、交通の妨げにならない場所にバイクの向きを変えてをとめる(待機場所があれば、待機場所に停めてください)
- 右ウィンカーを消す
- 対面した信号が青になったら交差点を渡る
簡単な手順は書きましたが、詳しくは記事を読んで下さい。
も く じ
原付スクーターでの右折方法
右折する方法は2つあります。
- 小回り右折
- 二段階右折
小回り右折の説明
原付一種以外のバイクや自動車と同様で、交差点を一回の信号で右折することです。
原付一種でも、二段階右折しない時は小回り右折します。
交差点の真ん中付近を通ることをお勧めします。
二段階右折の説明
「二段階右折」を、別名「フックターン」とも言います。
二段階右折は、道路の交差点を一回の信号で右折するのではなく。
名称の通り二段階で行います。
片道三車線以上の道で二段階右折禁止の標識が無いことが対象です
- 道で最もは左側の車線を走行する
- 右ウィンカーを点灯する
- 交差点を直進し、交通の妨げにならない場所にバイクの向きを変えてをとめる(待機場所があれば、待機場所に停めてください)
- 右ウィンカーを消す
- 対面した信号が青になったら交差点を渡る
「二段階右折」の基本(する/しない)
標識と車線数での「二段階右折」をする/しないを表にしています。
二段階右折 | 標識① | 標識② | 車線数 |
必要なし | ない | ない | 1車線 |
必要なし | ない | ない | 2車線 |
必要あり | ない | ない | 3車線以上 |
必要あり | ある | ない | 1車線 |
必要あり | ある | ない | 2車線 |
必要あり | ある | ない | 3車線以上 |
必要なし | ない | ある | 1車線 |
必要なし | ない | ある | 2車線 |
必要なし | ない | ある | 3車線以上 |
標識②は、二段階右折禁止の標識です。
基本で大丈夫です。しかし、一部、交差点の形状などにより「二段階右折」する/しないが決まる場合もあります。(標識があるハズです)
「二段階右折」関係の標識

左側の標識が「二段階右折」。意味は、「二段階右折してください」です。
右側の標識が、「二段階右折禁止」。意味は、「二段階右折しないでください」です。
この2つの標識は絶対覚えておこう!標識がある所では、標識に従って行動してください。
「二段階右折」の標識がある時

道が一車線だろうと、二車線だろうと、必ず「二段階右折」してください。
二段階右折をしなかった場合、「交差点右左折方法違反」となります。
- 行政処分…1点
- 反則金 …3,000円
二段階右折せずに小回り右折している場合には「信号無視」も加わる可能性があります。
- 行政処分…2点
- 反則金 …6,000円
二段階右折をしなかった場合、「行政処分…2点/反則金…6,000円」と思ってください。
最悪の場合、「交差点右左折方法違反」と「信号無視」の2つです。
「交差点右左折方法違反」だけの場合はラッキー!と思ってください。
「二段階右折禁止」の標識がある時

三車線以上の道でも、必ず「二段階右折」しないで下さい。
標識の見逃しなどで、二段階右折してしまったら「交差点右左折方法違反」となります。
- 行政処分…1点
- 反則金 …3,000円
「二段階右折」「二段階右折禁止」の標識がない場合
走行中の道が車線数により右折方法が異なります。
道の車線数 | 右折方法 |
一車線 | 小回り右折 |
二車線 | 小回り右折 |
三車線 | 二段階右折 |
見逃しの場合もあるので、初めての道では出来るだけ右折していません。
(あくまで、僕の場合です)
交差点の車線

車線のイメージは上記のイラストのような感じです。
交差点で右折車線が増えたりする時にこの道は何車線になるのだろう?と悩んだことがあると思います。
交差点で右折車線が増えて3車線になったのであれば、三車線と思ってください。
基本的に、交差点での車線数で考えれば良いです。
3種類の交差点
交差点①…T字路 交差点で走行中の道が終わらない場合
交差点②…T字路 交差点で走行中の道が終わる場合
交差点③…十字路

この記事内では、交差点①/交差点②/交差点③と書かせていただきます。
二段階右折の手順
二段階右折の手順です。
- 最も左側の車線を走行します。
- 右方向のウィンカーを点滅させながら、交差点を直行します。
- 交通の妨げにならない場所にバイクの向きを変えてをとめる。(待機場所があれば、待機場所に待機場所に停めてください)
- 停止した時には、点滅させている右方向のウィンカーを消してください。
- 信号が変わったら、交差点を渡ります。
交差点①の場合
「二段階右折禁止」の標識がある場合、100%「二段階右折」の必要はありません。
「二段階右折の必要はありません。」と言いたいけど言えません。
二段階右折する場合、自動車やバイクの走行に邪魔にならないように原付スクーターで待機する必要があります。しかし、多くの交差点①では邪魔にならない場所がありません。なので「二段階右折の必要はありません。」と言いたいのですが、待機場所が作られている交差点①があります。
原付スクーターに運転する人は、標識に従って走行してください。
慣れない道で「二段階右折禁止」の自身が無い場合は、交差点を素通りしてください。その後、小道や店舗の駐車場を利用してUターンするのをおススメします。
交差点②の場合
「二段階右折禁止」の標識がある場合、100%「二段階右折」の必要はありません。
「二段階右折禁止」の標識がない場合、「二段階右折」する必要があります。なので、二段階右折の手順通り二段階右折してください。
交差点③の場合
「二段階右折禁止」の標識がある場合、100%「二段階右折」の必要はありません。
「二段階右折禁止」の標識がない場合、「二段階右折」する必要があります。なので、二段階右折の手順通り二段階右折してください。
交差点で増える車線について
時々みかける、交差点で車線が増える時ってありますよね。

上の写真では1車線⇒2車線に増えましたが、2車線⇒3車線に増える場合もあります。その場合は二段階右折する必要があります。(参照:Yahoo!知恵袋)
白縞模様(しろじまもよう)の部分は、走行を円滑に行うように設置されています。通行しても罰則はありません。しかし、この場所での基本過失割合が高いので出来るダケ走行しない方が良いです。
まとめ
最も優先するのが標識です。
なので「二段階右折禁止」が有る場合は、二段階右折ぜずに小回り右折しましょう。
しかし、標識があるとは限りません!その場合は、二段階右折してください。
走行する道路の車線数を確認し、3車線以上の場合も二段階右折してください。
三車線以上ある道は田舎よりも都会の方が多いイメージがあります。都会の方が交通量や事故も多いので、シッカリと二段階右折してください。
二段階右折って結構メンドクサイけど、最高速度が30キロの原付にとっては安全。
当然、「二段階右折」と「二段階右折禁止」の標識は覚えといてください。
標識も覚えて、見落としなく運転しましょう。
基本、3車線以上の場合は、原付一種のバイクは「二段階右折」です。
「二段階右折禁止」の標識があった時だけ「二段階右折」をヤメて下さい。