この記事は、125cc以下のスクーターの購入や乗っている読者さまを対象に書いています。また、125cc以下のスクーターに関する事も書いているので、興味のある人は読んで下さい。
今回の記事を見て欲しい人は、↓に当てはまる人です。
- 原付スクーターの購入を考えている人。
- 原付スクーターの維持費に興味がある人。
- 車検
- 駐車場代
- 自賠責保険(強制保険)
- 任意保険
- 軽自動車税
- 重量税
- 燃料代
メンテナンス代も維持費に入ると思いますが、この記事からは排除しています。
も く じ
車検代
バイクの車検は排気量で決まります。車検の有無は下記の表を見て確認してください。
バイクの排気量 | 車検の有無 |
250cc以下 | なし |
251cc以上 | あり |
表を見た結果、125cc以下のバイクには車検が無いので、車検代は0円です。
単純に考えれば安上がりです!
自分自身で不具合などを見つけ、メンテナンスする必要があります。
駐車代
原付一種と原付二種で異なります。
原付一種の場合
駐輪場に停めることになっています。(原付の新基準でどうなるのか?わかりません)
駐輪場が無料であれば無料です。駐輪場が有料ならば、その分の費用が必要です。
停める場所がなければ借りるしかありません。駐車場を借りるよりも金額は安上がりです。
自分の土地で、停める場所があれば大丈夫!
原付二種の場合
原付二種の場合、駐車場に停めることになっています。
無料で停車できるスペースがあるならば無料です。無ければ借りるしか方法はありません。値段にすると駐輪場を借りるよりも金額は高額になる可能性はあります。
駐車場を借りる交渉しだいでしょう!
駐車代のまとめ
原付一種と原付二種で駐車する場所が違う事を理解しましたか?
駐車場所 | 価格 | |
原付一種 | 駐輪場 | 0円 ~ 3,000円 |
原付二種 | 駐車場 | 0円 ~ 30,000円 |
地域によっては、駐輪場や駐車場を借りずに家の庭に停めることができるので、価格の最低価格を0円にしています。
最高価格は、平均値にしています。都心部では50,000円以上になる場合もあります。
自賠責保険(強制保険)
排気量 | 60ヵ月 | 48ヵ月 | 37ヵ月 | 36ヵ月 | 25ヵ月 | 24ヵ月 | 13ヵ月 | 12ヵ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
251cc以上 | – | – | 11,390円 | 11,230円 | 9,440円 | 9,270円 | 7,440円 | 7,270円 |
126cc~250cc | 16,220円 | 14,110円 | – | 11,960円 | – | 9,770円 | – | 7,540円 |
125cc以下 | 13,980円 | 12,300円 | – | 10,590円 | – | 8,850円 | – | 7,070円 |
※金額=「-」となっている契約はありません。

表を見てわかるとおり、排気量が小さいほど金額も安くなっています。
後、契約期間が長いほど金額がお得になっているのがワカリマス。
僕の場合、長期間で契約しています。
バイク保険(任意保険)
バイク保険は任意です。
バイク保険は加入しなければ保険料は発生しません。
自賠責保険は相手の人に対してのみですが、加入方法によって範囲が相手の人・物、自分の人・物と金額の設定が可能です。安心感を得る為にカナリおススメな保険です。
僕の場合、相手の人・物は無制限で、自分の人・物は無しにしています。
事故をした場合、相手には迷惑を軽減するようにしています。
軽自動車税
排気量 | 軽自動車税 |
---|---|
電動アシスト自転車 | 0円 |
特定小型原動機付自転車 | 2,000円 |
50cc以下 | 2,000円 |
50cc〜90cc | 2,000円 |
91cc〜125cc | 2,400円 |
126cc〜250cc | 3,600円 |
251cc以上 | 6,000円 |
電動アシスト自転車・特定小型原付自転車は免許不要です。しかし、種類によっては税金の有無が解れるのでシッカリ確認することをお勧めします。
重量税
排気量 | 購入時 | 初年度~12年 | 13年~17年 | 18年以降 |
---|---|---|---|---|
50cc以下 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
50cc〜90cc | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
91cc〜125cc | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
126cc〜250cc | 4,900円 | 0円 | 0円 | 0円 |
251cc〜400cc | 0円 | 1,900円 | 2,200円 | 2,500円 |
401cc以上 | 0円 | 1,900円 | 2,200円 | 2,500円 |
※ 排気量(251cc〜400cc/401cc以上)の金額は1年にかかる税金です。
上の表を見ると、排気量が125ccまでは重量税がないのがワカリマス。
燃料代
排気量クラス | 平均燃費 |
---|---|
50cc クラス | 約 50km ~ 60Km |
125cc クラス | 約 40km ~ 45km |
250cc クラス | 約 25km ~ 30km |
400cc クラス | 約 20km ~ 25km |
排気量クラス | 走行距離 |
---|---|
50cc クラス | 約 20km ~ 60km |
125cc クラス | 約 30km ~ 80km |
モデルによって、燃費や一回の充電での走行距離も変わってきます。
高性能なモデルでは、上の表を超えるものも存在します。
まとめ
原付スクーターをイチオシするだけあって少し原付スクーターを「えこひいき」するツモリはないけど、「えこひいき」しているかもしれません。
金銭面を考えた場合、原付スクーターは優秀です。
原付スクーターには「二段階右折」「30km/h規制」「高速道路を利用できない」が欠点です。
しかし、この記事でコスト的に十分なメリットがあるのもわかります。
軽自動車税が数百円上がるダケの原付二種のスクーターも魅力的!
しかし、駐車場所が駐輪場でなく駐車場なので原付二種を選択する場合は考慮してください。
- 車検
- 駐車場代
- 自賠責保険(強制保険)
- 任意保険
- 軽自動車税
- 重量税
- 燃料代
上記、7点が維持費に必要なことが理解できましたか?
メンテナンス代も維持費に入ると思いますが、この記事からは排除しています。
お金のない僕には安いのが一番!
駐輪場に停めることが可能な原付一種の方が気軽です。
原付スクーターはコスパ的に優れていることが理解して頂けたでしょう。
車検があればプロの人が数年に一度見てくれますが、原付スクーターには車検がありません。なので、原付スクーター本体の状態を自分でメンテナンスしなければイケません!
少し話がソレてしまいます!
お金がかかってもプロの人が本体を確認する車検がある方が良いと思われる人もいるハズです。その場合は、排気量を考えた方が良いと思います。