エンジンオイルの効果5選!
- 潤滑作用 ~エンジンが動きやすくする作用~
- 冷却作用 ~高温になるエンジンを熱から守る作用~
- 密封作用 ~エンジンのピストン部を密封する作用~
- 清浄作用 ~エンジンに出来た汚れを除く作用~
- 防錆作用 ~錆を出来なくする作用~
効果5選を知るとエンジンオイルが大事なのが解かるよネ!
エンジンオイルを購入した場合、オイルが余ることが多々あります。なのでオイルの使用期限を知りたいと思われる人も多いハズです。
オイルにもよりますが、開封後でも保存状態が良ければ半年~1年程度は使用可能です。おススメはしません。理由は開封後のオイルに水分やゴミなどが混入している可能性があるからです。出来るだけ早く使用することをおススメします。
この場合も保存状態にもよりますが、未開封であれば5~10年程度は可能です。
オイルには2スト用と4スト用が存在するので間違えないようにしましょう。もし間違えた場合、多くの不具合が生じ、時にはエンジンの焼き付く可能性もあります。なので間違った場合は早急に対処し専用のオイルを使用するようにしてください。
も く じ
オイルの効果5選
オイルには5つの効果があると言われます。その5つの効果を説明します。
潤滑作用 ~エンジンが動きやすくする作用~
エンジンは複数の部品が組まれ作られています。エンジンが動くことで部品は消耗され故障していきます。
エンジンオイルはエンジンに組み込まれた部品が円滑に動くために必要な存在です。
円滑に動くことにより部品の消耗め減ります。結果としてエンジンの動きを良好に保つことが出来ます。
しかし、エンジンオイルが劣化していくと上記の作用が弱まり失っていきます。
冷却作用 ~高温になるエンジンを熱から守る作用~
エンジンは燃料を燃焼させ動くのですが、結果としてエンジンも高温になります。オーバーヒートを抑えるためにはエンジンを冷やす必要があります。
そこでひと活躍するのが「エンジンオイル」です。
エンジン内を潤滑するエンジンオイルも高温になります。高温になったオイルはオイルパンに戻ります。オイルパンで熱を放出します。その行動によって、エンジンを冷却するようになっています。
しかし、エンジンオイルが劣化していくと熱の吸収が弱まり、オーバーヒートする可能性が上がります。
密封作用 ~エンジンのピストン部を密封する作用~
エンジンはピストン部があり、ガソリンを燃焼させエネルギーを得ます。そのピストン部には密封作用があります。隙間があるとガソリンが漏れます。結果として必要なエネルギーを得ることができません。
エンジンのピストン部の隙間をエンジンオイルが隙間を埋める役割があります。
上記の役割は、エンジンオイルに適切な粘度があり可能になります。しかし、エンジンオイルが劣化していくと適切な粘土を得ることが難しくなります。
清浄作用 ~エンジンに出来た汚れを除く作用~
エンジンでガソリンを燃焼する事で、汚れが発生します。その汚れがたまるとエンジンが故障する恐れがあります。エンジンオイルがエンジン内を潤滑する際に汚れを吸収します。汚れたエンジンオイルがフィルターを通り汚れが除去されます。
しかし、エンジンオイルが劣化していくと汚れを吸収力が弱まります。
防錆作用 ~錆を出来なくする作用~
金属で作られた部品で組まれエンジンが出来ています。金属に水分と酸素が結合することで錆が生じます。エンジン内に水分が発生するの?と疑問に思う人もいるでしょう。内部と外部との温度差が大きくなると水分が発生します。
エンジン内をエンジンオイルが潤滑することにより出来る油膜。金属+水分+酸素の3つで錆が生じます。その油膜が金属に膜をはり酸素との結合から守ります。
しかし、エンジンオイルが劣化していくと出来る油膜も薄くなり防錆作用が低下していきます。
2ストロークエンジン
2ストロークエンジンのバイクに乗っていない場合、読み飛ばしてください。
基本的には、オイルランプ(警告灯)が点滅してオイルをバイクに追加します。オイルランプ(警告灯)が点灯しても30~40キロ程度は走行可能でしょう。
しかし、最悪の事を考えてオイルの追加をおススメします。
2ストロークエンジンのバイクに乗っている場合、下記の記事を参考にしてください。
4ストロークエンジン
4ストロークエンジンのバイクに乗っていない場合、読み飛ばしてください。
4ストロークエンジンのバイクにオイルランプ(警告灯)はありません。
オイル交換を忘れていたと言っても少々のことでは、トラブルは生じないでしょう。