原付スクーターの洗車は、原付スクーターを奇麗に洗車するのが目的です。原付スクーターを洗う時、(何らかの理由で見ずに洗う人はいるかもしれませんが、)洗う部分を見ずに洗わない人はいないハズです。
その洗う部分を見る事はメンテナンスに繋がる一つだと思ってください。特に以前との違いに気が付ければ素晴らしいと思います。
パーツ毎にいうと多くなるので簡単に説明します。
- タイヤ
- シート
- 樹脂部分(泥よけ/フットスペース など)
- メッキ部分(フロントカウル/サイドカウル など)
部分を細かく説明すると、ホイールやドラムなど多くなるのでココでは省きます。
購入した当初は、洗車を毎月していました。しかし、最近では楽するように考えてしまいます。
- 水洗い(シートには水をかけないようにしています)
- 100均で購入したウェットシートで拭く
- Zero Drop のシートで拭く
- YOUTUBEで見た方法で洗車する
この記事では部分毎に洗車の仕方を説明するので読んで下さい。
メンテナンスに繋がる理由は、洗車時に原付スクーターをよく見るからです。
も く じ
シートの洗い方
「シートが破れている場合」と「シートが破れていない場合」で洗車の方法は変わります。
シートが破れている場合
シートが破れ、ガムテープやビニールテープが巻かれ修正されているのをよく見ます。この様に、シートが破れているのに水で洗うのは止めた方が良いです。
理由は、シートの中にあるスポンジが濡れた結果、カビが生える可能性があるからです。
高額でも良いのなら、シートの交換や張替えを行うのがおススメします。金額を抑えたいのであれば、専用のゴム付きカバーを利用するのもおススメだと思います。
シートが破れていない場合
はじめに言っておきますが、シートって結構汚れています。
専用のシートクリーナーを使うのがおススメです。作業は、シートに泡状のクリーナーを吹きかけ数分後に拭き取れば終わりです。
メラニンスポンジを使用する方法も聞きました。メラニンスポンジでシートを洗えば奇麗になります。しかし、ゴシゴシ洗うのはシートを洗うのはヤメて下さい。奇麗になりますが、メラニンスポンジは細かい繊維なのでキズつけないようにして下さい。
除菌クリーナーで拭くだけでは簡単な汚れを取るだけだと聞いています。
タイヤを知ろう
タイヤは路面(地面)に接する唯一の場所です。当然、転倒すれば多くの場所が接します。
- 原付スクーターの重量を支えます。
- 路面に力を伝え、前進・更新・停止します。
- 路面からの衝撃をやわらげます。
大きな役割は上の3つです。
タイヤの汚れ
タイヤは路面(地面)に接する唯一の場所です。結果、地面にある砂やホコリも一緒に回転しています。泥道を走行するとタイヤはスゴク汚れます。
取れやすい物は簡単に取れますが、簡単に取れない汚れも多いです。
走行中、当然ブレーキを使用します。そのブレーキで摩擦で生じる金属の粉末が発生します。「ブレーキダスト」と言われます。「ブレーキダスト」は黒く、タイヤも黒いので目立ちませんが、タイヤに付着しています。
タイヤ洗いに気をつかう
タイヤを洗う方法は基本的に水洗いで十分です。
まず、フェンダー(泥除け)から洗いましょう。フェンダー(泥除け)はタイヤより高い位置にあるので後で洗うと、奇麗にしたタイヤをまた洗う事になります。
タイヤのゴムの部分を洗います。高圧洗浄機があれば使った方が効率的です。その時、溝に小石や泥などが詰まっていたら取り除きましょう。
折角なのでホイールも洗っておきましょう。ホイールクリーナーやホイール専用のブラシを使って洗うのがおススメ。ホイールに付いた油汚れや「ブレーキダスト」は水洗いでは落ちづらいです。
最後に洗い流し、洗い流した水は奇麗に拭き取りましょう。
高圧洗浄機を使えば効率的だと言いましたが、近づけすぎるとタイヤを傷めるので、近づけすぎには気を付けてください。
タイヤの劣化
タイヤには劣化を防ぐための保護剤が配合されています。頻繁にタイヤを洗いすぎると保護剤が落ちてしまうことがあります。なので、頻繁にタイヤを洗うのは避けた方が良いです。
高圧洗浄機をタイヤに近づけすぎるのもタイヤを気づ付けるので止めましょう。
タイヤの洗浄は量より質だと思ってください。
樹脂パーツの洗車方法
くなった樹脂パーツを見たことがありますか?
樹脂パーツが劣化する原因
- 経年劣化
- 直射日光が当たることによる温度変化
- 雨・風など
要するに月日が経過すれば劣化するということです。
メッキ部分の洗車方法
基本としては、水洗いでバイクを奇麗にしてあげるのが一番でしょう。
スクーターのフットスペースは小石や土で汚れています。
流石に小石は取りにくかった!
小石を取り除けば、水洗いで十分奇麗になりました。
メッキ部分など他の部分も水洗いダケ行いました。
ズボラ洗車する
ズボラ洗車する理由は、時間がないからです。水を使わずに洗車する方法です。
方法によっては少量の水は使います。
方法は3つ。
- 雑巾を水洗いし、絞った雑巾で拭く
- 100均で購入したウェットシートで拭く
- Zero Drop のシートで拭く
ウェットシートやZero Dropのシートはズボラな人におススメです。
理由はシートがあれば簡単で、いつでも出来るからです。
Zero Drop シートおススメの理由
この商品は水を使わないのが一番のおススメ理由!!!気軽に水洗いする場所が無い人も多いと思います。又、気が向いた時に気軽に奇麗に出来るのもおススメです。
Zero Drop シートには、3拍子(仕上がりが奇麗/艶・光沢がアップ/撥水コーティング)を期待できます。更に汚れの除去効果もあります。
ガラス・樹脂・ボディ・ホイールに使用可能です。(布地・皮革・ゴムなどには使用しないで下さい)
原付スクーターだと、タイヤとシート以外の場所を拭くことが出来ます。しかも、気づいた時に簡単に洗車出来るのでおススメです。
メンテナンスに繋がる
洗う時、殆どの人が洗うところを見ながら洗います。
メンテナンスの意味は「維持」「持続」「保守」「保全」の4つです。簡単にいうと、「動かなくなる前に、不具合に気づき直してしまおう。」って感じです。
洗車が「メンテナンスの第一歩」いわれる理由は、不具合を見つける事ができるからです。原付スクーターの健康診断をしていると思ってください。
洗車ではエンジンの不具合などには気づくことは不可能です。しかし、タイヤの空気圧やオイル漏れなどを見つける事は出来ます。普通の健康診断でがんを見つける事は不可能なので、仕方ないと思ってください。
走行中にパンクしたら大変ですし、タイヤの空気圧が低いと燃費も悪くなるので気づくことができればメンテナンスできたと思ってください。
まとめ
- タイヤ
- シート
- 樹脂部分(泥よけ/フットスペース など)
- メッキ部分(フロントカウル/サイドカウル など)
上記、4つの部分の洗車方法や対応を説明しました。
原付スクーターを人に例えた場合、洗車が普通の健康診断だと考えて下さい。走行中にエンジンに変音がするなどの不具合を見つけることは不可能です。